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3月13日
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私は嘘をつくことが下手です。

嘘をついても顔にでてしまうのです。

絵においても同じで、常にそのとき

本当に自分が興味を持っているものを

描かないと、その歪んだ意図が

露骨に表れ、たちまち印象の悪いものが

できあがってしまいます。

今回のスケッチは「上手そうに」描こう

として失敗した典型例です。この土日、

海老名の教室は公民館まつりという

展示に参加するので、“それ向け”の絵を

描こうと考えたのが間違いの元。

私より上手な生徒さんが多くなり、威厳を

保つため(!)、簡単で得意なスイレンを、

それもコントラストの強い模様の入った

絵にまとめにくい葉の種を選び、水面も

何とかするという、過剰で技巧的な構想。

しかし志の歪んだ絵の印象が良くなること

なく、盛りだくさんをまとめきれずに撃沈。

やむなく展示会には昔のスケッチを・・・。

sketch690

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